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湯布院・佐賀の旅 フェリー乗船編

2008年8月8日より5日間ほどツーリングに行ってきた際のレポート。フェリー乗船編です。ちょっと奮発したんですが、結果はいかに...

PM4:50(乗船)

車両甲板から客室へ

フェリーに乗船し、バイクを止め荷物を取り出すまで・・・を写真に収めたかったのですが、後のこともありかなり準備を急がされます。僕はいつも通りアタマからツッコんで停めたのですが、Mはバックで入らされたりなど、とにかくこの瞬間だけは忙しかったです(笑)

で、すかさずデジカメをスッと出して取ったのが上の写真なのですが、光量も少なく動きながらだったのでボケてしまいました。(無念)

フェリー通路

客室まで階段を4階まで上がり、自室を探します。どっかに地図は無いのかなと探していると・・・

脱出経路図・・・

「脱出経路図」と名のついた地図発見。「脱出」の用途には絶対になって欲しくないですなと思いながらチケットに書いてある自室をチェック・・・したものの、どうも方向感覚が掴めずとりあえず受付窓口まで行き、部屋の鍵をいただくことに。

レトロですが妙にキレイです

「階段を上がって正面右の入り口の一番手前でございます。」

と丁寧に案内され、階段を上がる我々。しかしこの時点で「正面右」までしか記憶していないことに気づき、仕方が無いので手探りで歩くと自室前に到着。さてさて、予約した「1等和室」はいかほどのモンなのか、期待しながらドアを開けました。

一等和室info

「うーん・・・」「うーん・・・」(感想が出ない我々)

僕としては「1等」なわけですから、もうちっと小奇麗なのかと思っていましたが、豪華客船でもない一般的な旅客船なのでこんなものなのかなという気もしました。ちなみにテレビは瀬戸内海を通るので比較的映りやすい環境ですが、ビデオデッキもありましたので何か持参するのも一つの手・・・、というかそれならDVDプレイヤー置いてくれたらいいのになと思いました。(惜しいぞ、1等和室)

ちなみに1等和室は三人まで収容できますが、2人にして貸切にもできます。別途料金は発生しますが、大人三人でこの部屋は少し小さいような気もします。3人で行くのであれば、1等洋室の4人部屋の方がいいかなと思いますねぇ。

部屋に対する感想をあーだこーだと述べていると、「ドドドドドドド」とエンジンが稼動ししばらくすると「ただいま、本船は離岸致しました」とアナウンスが流れたため、フェリー甲板へ出てみることに。

PM5:10(フェリー離岸)

さらば大阪

「しばらくさようなら、大阪」

ゆっくり走行なのかと思いきや、結構な早さで走り続けるフェリー。船長のアナウンスによると「速力40ノットで~」とのことですが、ノットってkmに直すとどれくらいなのよという疑問が沸いて出ました。体感で何となく60kmぐらい出てそうかなと思いながらも、景色が普段見れないものなので、しばし観賞としました。

強風ですが、逆に心地いいです

フェリー甲板には椅子とかが色々と並んでいるため、強風ではありますがボーっとするにはよい場所です。我々が乗り込んだ時は子供の集団や家族連れが大勢いましたので、子供が走り回ったりする画が視界に入ることが多かったです。

「元気やな~」と横目にしながらも、入浴時間を気にする我々。そうなんです、九州に着くのは朝の5:30。さっさと風呂に入って睡眠時間を多く取りたいのですが、込み合っている風呂に入りたくないのは誰しも同じ。乗って速攻入る予定ではありましたが、家族連れの方々も同じことを考えていたようなので、我々はやむなく時間をずらすことにしました。

PM5:30(船内散策)

時間潰しのため船内を歩き、浴室・トイレ・売店をチェックする我々。売店でお菓子を買い込み、自室でマッタリしようかと思っていると気になる空間を発見。

VIPなのか、特等客室

1等和室にはないこの看板。何となくVIP感あるなぁと思いながら特等客室までの階段をパシャリ。

一等とは別格デスネ・・・

「特等は別格じゃなぁ」と言いながら、自室に戻りお菓子を食らう我々。アイスクリーム・ポテロング・堅焼きポテトと肥満児一直線のラインナップですが、旅なので関係なし。

そうこうしていると再び船内放送が流れ、「間もなく明石海峡大橋でございます」と通過点を知らせていただく。しかし明石海峡大橋は何回か通ってますから、今更写真に撮ってもなぁ・・・という感があるんです。

なので、「まぁ、橋は結構です。」とMに言うと

「下から撮れることなんて滅多にないねんで」

「この機を逃したら、当分シャッターチャンスはありませんねんで」

とカメラを持参していないMに言われ、影響されやすい僕は少し足早にMと共に再びフェリー甲板に向かいました。

PM6:00(明石海峡大橋を撮る)

まだ遠くですやん

「遠ッ」(まだやないですか)

アナウンスから5分後に駆けつけたものの、まだまだでした。さらに10分ほど待ってシャッターチャンスを待ち、真下をくぐるところからシャッターをきってみることに。

明石海峡大橋・真下その1

いざ下から見るとこれはこれで迫力があるものです。上を走っている時は強風で余裕がないので、じっくり見ることはなかなかできません。下を通る時はあっと言う間なので、写真を撮るのも少し急がないといけないんですけどね^^;

PM7:00(レストランで夕食)

フェリーに乗っていると幾度と無く船内アナウンスが流れるのですが、その中に

「ただいま、レストランは込み合っておりますため、時間を空けて・・・」

というのが数回ありました。キャパが小さいのかおいしくて大人気なのか、アナウンスからは想像もできません。僕としては「まぁ・・・味はそんなにやろうなぁ」と思っており、Mもほぼ同様。なので、700円ぐらいで済めば味は特に気にしませんと踏んでいたわけです。

特に持参していたものもないので、そろそろ夕食にしようとレストランに向かうと人はそこそこいらっしゃる様子。メニューを見るとどうやら一品一品取っていくシステムのようで、トレイを手にし、並んでみることに。

すると、運悪くちょうどハラを満たすであろう揚げ物系が唐揚げしかなく、補充する気配が感じられないため、そこにある物をサッとトレイに乗せました。(ご飯はその場でよそってくれます)

それで出来上がったのが、コレです。

「うーん」な食事

一般的な定食の値段で考えると、このセットで大体どれくらいだと思います?大学とかの学食や近隣の学生向け食堂なら、大体500円ぐらい。オフィス街にある定食屋さんなら、土地にもよりますが、700円ぐらいが妥当かと思います。(※)

しかし、フェリーでの彼らのお値段は

1050円です(高ェ)

正直引きました。値段の高さもそうですが、小銭入れに1000円札を入れて「これで十分」と踏み、危うく一品返すところになった自分にも。
(小銭入れの残金でギリギリセーフ)

外はきれいですが・・・

食べるロケーションはよいのですが、味はごくごく一般的。少し濃い目の味付けというところもあり、食べやすくはあるのですが、1050円はちょっと高いかなぁって思います。何せ唐揚げ単品で500円というのに驚き。これならコンビニのおにぎり買ってきた方がよいです。

というか、ハッキリ言っておいしくはないです。Mの注文したカレーも、「コク」がないと料理として最悪な評価を得ている様子。ある程度予想はしてましたが、想像を超えたフェリー料理の酷さにガッカリです。

「うーん・・・予想を超えるヒドサですな」と二人で喋りながら食事を済ませ、後ほど入浴。明日の走るルートを最終チェックし、10時過ぎに床に着くのでした。

次は初の九州上陸!しかし...「大分迷走編」です

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