バイクの種類とスタイル選定1
一言に「バイク」と言えど、種類も車種も豊富です。乗りたいバイクがある人は特に気にしなくてもよいと思いますが、まだどんなバイクがあるのか知らない場合は、「こういうのがあるんだ」と認識してもらって、じゃあこういうバイクがいいなという風な判断の助けとなればと思います。
レーサーレプリカ(スーパースポーツ)
この型は以前はレーサーレプリカ、今はスポーツやスーパースポーツと言われるジャンルのバイクです。
ガンガン攻める峠派のあなたにオススメ
ライディングポジションがハンドル位置の低さからかなりの前傾姿勢。ステップもやや後ろにあることから、体重移動しやすいこともあり、カーブなどで真価を発揮します。ほぼレースで使われるバイクを市販用に合わせたといってもよいでしょう。車体の特徴としてはシングルシートにフルカウルで、車重が見た目以上に軽いので、直線でも十分すぎるぐらい頑張ってくれるバイクです。
ただ、前傾姿勢なので変なところに力が入ってしまい、長時間のライディングや街乗りでは疲労感が一番つよいかなと思います。身長168cmの僕では少し足つきが不安です。車幅は細いんですが、シート高が高かったんですよね。まぁ、特性上仕方ないところもあるんですが、ツーリングしんどそうな感じですねぇ。
価格は高めです。真に乗りこなすにはそれなりの技術が要りますので、ライテクが向上しないと「乗らされている感」を感じるかもしれませんが、ぜひ乗り越えていただきたいところです。
レプリカのまとめ
メリット |
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デメリット |
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向いている人 |
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ツアラー
一言で言えば、「ツーリング仕様のフルカウルバイク」です。タンデムシートがついていて、ハンドル位置もレプリカより上。ポジションが楽になって、カウルによる防風効果もあり。上記表で紹介しているのは国産ばかりですが、輸入車だとBMWが代表的です。
遠出するならツアラー。バランスが良すぎ。
ドッシリしているので重量もやや重く、取り回しも少し重めです。車種によってポジションの違いがあるので、体型によっては疲れるバイクとなってしまうこともありますが、総評するとバランスがよく長距離も苦と感じる点が少ないタイプかと思われます。
国産の現行モデルだと、中型クラスのツアラーは少ないのですが、中古市場で探すとザクザク出てきます。ただ、重さもありますので、買うなら400cc以上がいいんじゃないかなと。もっと主観的に言えば、「ツアラーに乗りたいなら、ぜひビッグバイクを」です。威圧感と安定感が自己満足度を高めてくれるでしょう。
価格はどうしてもフルカウルの場合は高くなってしまうんですけど、中古車なら頑張り次第ではリーズナブルなツアラーに出会えるでしょう。90年代には一時期流行ったタイプですので、意外と安いものが店頭に並んでいるかもしれませんね。僕がよく目にしてたのは ZZR や RF とかでした。
ツアラーのまとめ
メリット |
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デメリット |
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向いている人 |
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ネイキッド
「バイク」と言えば、詳しく知らない人でもこの型を思い出すのではないでしょうか。一般的には正統派として知られるこの「ネイキッド」。ライディング姿勢が楽なものがほとんど(一部除く)で教習用バイクとして使われるぐらい扱いやすいバイクです。
スタンダードなかっこ良さとスポーツ譲りのエンジン性能がウリ
最近はトレンドや売れ筋のせいか、以前ほど主流ではなくなってきている車種ですが、その性能は決して低くなく、ワインディング性やスピード性共にバイクとしては十分な性能を持っています。
欠点といえばカウルがないことで、走行風を強く浴びてしまうことなどがあります。ツアラーやスポーツの場合はある程度カウルが受け流してくれるんですが、有るのと無いのでは疲労感や快適性が違ってきます。気になる人はハーフカウル付きのネイキッドを検討してみるのも一つの手です。
ネイキッドのまとめ
メリット |
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デメリット |
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向いている人 |
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