バイクスタイル バイカーのためのバイク情報サイト

これって違反?バイクに「サンダル」「イヤホン」

バイクには「これって違反?」という事象というかケースがあります。今回は個人的に気になっているサンダルとイヤホンのことについて触れてみます。

サンダルでバイクに乗る

基本的に転倒や事故った時、足に重症を負うから止めといた方がいいに決まってます。

ただ、法律的にどうかというところですが、これは都道府県ごとにある「道路交通規則」や「道路交通法施行細則」の条例の中で、運転者の遵守事項として定められているものがあって、都道府県ごとに内容が異なります。

平たく言えば、都道府県ごとに「運転するならこれは守ってや」というルールがありますよということ。さすがに47ある都道府県の「道路交通規則」全てをチェックはできませんが、僕の住んでる大阪だと

(4) げた又は運転をあやまるおそれのあるスリッパ等をはいて、車両(軽車両を除く。)を運転しないこと。

と記載されています。他の地域ではまた書き方が違ったりしますし、もしかしたらサンダルについて定めのないところもあるかもしれません。

これに違反すると「公安委員会遵守事項違反」となり、普通自動二輪で違反金6000円、原付で5000円です。点数には影響はでません。

ネット上ではクロックスならOKじゃないの?とか、特に注意されなかったとか色々情報がありますが、違反と言われても仕方のない状況になると記憶しておく方がいいですね。どっちにせよ危ないので、やめといたほうがいいです。

イヤホンつけて音楽聞きながらバイクに乗る

違反金や法律的なことはサンダルと同じですが、そもそもイヤホン自体がNGなのか、細かい規定があってケースバイケースなのか、という素朴な疑問が浮かび上がります。

これについては、イヤホン自体がどうこうではなく、安全運転に必要な「交通に関する音」が聞き取れない状態で運転することが×なわけです。

バイクだけじゃなく、クルマで大音量で音楽流して周囲の音が全く拾えない状態、クラクションやパトカーのサイレンなどが聞こえない、そういう状態で走ることが違反の対象となるわけです。例えば走行中に「停まりなさい」と促されているにも関わらず、聞こえずに走行し続けた場合とかですね。

しかし、さすがにそんな状況で運転したら怖くてたまりません。僕はツーリングの時は片耳にイヤホンつけて、そこそこ音楽が聞こえるボリュームで走ってます。両耳塞ぐとクルマの走行音とか気配とかが全く感じられなくなるので、ガンガン音楽聞きながらというのは僕の中ではありえないですね。

音楽聞きながら走る事自体も良くないのかもしれないですが、雨の悲壮感とか帰りの疲労感が少しマシになるので重宝してます。あとはバイク用のカーナビの音を聞くためにイヤホンしている場合とかは、違反にならないとかだそうです。運転の妨げにはなってないわけですからね。

ちなみに全然関係ありませんが、自転車乗りながら両耳にイヤホンして音楽聞いてる人、後ろからクルマやバイクが近づいて来てるのが全然わかってない動きをするので、めちゃくちゃ怖いです。別に音楽聞くのはいいけど、周りの状況を判別できるくらいの音量にして欲しいですね。

コメント・関連記事

この記事に関連した記事一覧

この記事へのコメント

コメントする

お名前
コメント

トラックバック

pagetop