箱根ロングツーリング 三日目前半
あっという間に2日かたち、いよいよ最終日です。
AM7:30(起床)
「箱根daysも今日で終わりかぁ・・・」
と起きて早々感慨にふける僕。眠気が残る中、帰り支度をしていたわけですが、Mがなかなか起きません。少し様子を見ていると、目を開け上体を起こしたものの、ムチャクチャ眠そうです。
12時前には寝ていたのに何でだろう・・・、疲れがたまっているのかと思い、その理由を尋ねてみました。しばし我々の会話にお付き合い下さい。
-- 以下、会話 --
僕「むっちゃ眠そうやん。俺よりやや早めに寝たのにどないしたん?」
M「いや、ヒグラシがよ。うるさくて3時ぐらいに起きてもうてん。」
僕「ヒグラシ?あのピピピピ鳴く虫さんのことやろ?」
(注:「ピ」という表現が正しいのかは不明です。あしからず。)
M「そう。寝付くのに時間かかったわ。」
僕「なんでやねん。風情あってエエやんか。」
M「いや違うねん。めっちゃ近い場所で鳴いてんのか、うるさすぎてん。」
と、ため息を吐くM。これは思った以上に疲労しとるなと思った僕は、少し心配になりかけたところでMが会話を再開。
M「昨晩鳴いてたヒグラシとは比べモンにならへんで。こんな感じで・・・」
と言ったMは、急に立ち上がり、腕を後方下斜め45度にピンと張り、目を「クワッ!」と開け、口をとがらせ
(ヒグラシ再現中)
-- 会話終了 --
と、うるさかったヒグラシの再現するM。(眠たいんじゃないのか。)
「あぁ、結構元気やな。」と安心した僕は、朝食をとりに食堂に向かいました。
AM9:30(出発&土産購入)
最終日もやはり暑い箱根。この夏で一番暑かった日にツーリングの予定をいれてしまったので、仕方ないと言えばそうなります。
気を取り直して昨日「明日来ます」と言った土産屋さん、「月のうさぎ屋」に直行することにしました。
昨日試食したにも関わらず、再度試食。食べたのは以下の品々で、どれを誰に渡すかを数分間考え、以下の結果に落ち着きました。
「月のうさぎ」
外皮はサックリ、中は栗が入っているまんじゅう。お値段はボチボチ。
「あづき月福」
あっさり目の水羊かん。甘すぎず見た目も涼しげ。お値段はまぁまぁ。
「ご黒うさん」
中身は竹炭で包まれたごまあん。外は黒糖生地でクセになる予感大。お値段はリーズナブル。
「おみあげる」振り分け
「ご黒うさん」×12個入り×2箱 =会社の人々へおみあげる。
「ご黒うさん」×8個入り & 「月のうさぎ」×8個入り & 「あづき月福」×1 =個別に渡したい人 & 家族へ気ままにおみあげる。
大量買いしたので値もそこそこ。しかし、「おみやげ買ったッ」という満足感に浸れ、試食しまくったので上機嫌。もちろん、バイクに積んではアレですのでそのままクールで自宅まで送ってもらいました。
AM10:30(甘酒茶屋で一服)
次に向かったのは箱根の峠道をかなり登ったところにある、甘酒茶屋さん。元々寄る予定ではあったのですが、昨日の大涌谷リベンジのため、大涌谷通過してそのまま高速に乗るルートが浮上し、Mと相談したのですが、まぁ同じところ二度も行くこたぁないだろうとのことで、こちらに来ちゃいました。
写真ではボケてうまく写っておりませんが、茶屋の床は土間でムアッとした嫌な熱気はなく、冷房を使わずに店内にデッカイ氷をおいているため、見た目もかなり涼しげ。店自体が標高の高いところにあるので、嫌な暑さを感じさせません。(粋でございます)
そんな店内で食したのは、お餅(僕)とカキ氷(M)。無難なメニューですが、これが意外とおいしくって、店の雰囲気もよいことから結構満足度は高め。僕はお餅とMの残したかき氷(量多め)を平らげ、これまた上機嫌で店を出ました。
店を出ると、いつの間にか駐車場は満車。知る人ぞ知る店っぽいのになと思っていたのですが、結構有名な茶屋さんみたいで、店の中に入れない人もおられました。
(盆だからかもしれません)
小腹を満たしたところで次の目的地(というか通過地点)、芦ノ湖スカイラインを目指しバイクを走らせました。
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