長野・標高1000m超えの旅 ~美ヶ原・王ヶ頭編
わさびづくしを堪能したところで、一気に標高の高い美ヶ原スカイラインへ。道は狭いけど、見晴らしは最高です。
PM0:50(出発)
食事と適度な休憩、お土産のワサビの郵送の手配が済んだところで、再度経路設計です。目的地は王ヶ頭ですが、美ヶ原高原を経由するので山をググッと登らねばなりません。ルートにするとこんな感じでしょうか。
峠道並みのウネリ具合です。山に登るんですからこんなもんですが、実際に走ってみると傾斜がキツくて回転数上げっぱなしです。
(ATなのでアクセルひねるしかないんですが)
※クリックすると拡大表示します
PM2:10(美ヶ原・標高2000mあたり)
ここから一気にヒラケます。眼下に見える山々を見ると「エライとこまで登ってきたんやな」と思いますし、実際に走ってみると一昔前のレガシィのCMを思い出します。景観だけでいくとやまなみハイウェイには少し負けるかなという感じですが、圧倒されること間違いなしですね。
(比べるのもどうかって感じですが)
いくつかムービーを無理矢理撮ってみたのでご覧下さい。
(風の音がガンガン入ってますので、音量小さめがよいです)
PM2:40(美ヶ原駐車場にて)
もう間もなく王ヶ頭ホテルですが、実はその近辺が一般車両の乗り入れができません。↓のホテルの送迎車と徒歩での登山客のみ入場ができる仕組みなんです。ちょっとわかりにくいですが、
こんな感じでゲートがあるんです。上高地みたいに管理人が常駐してるわけではありませんが、門が閉じてますので一般車両は通れませんよ、と暗に言ってる感があります。まぁ通れないんですけどね^^;
一方で天気はあまり思わしくありませんが、バスから見える景色もなかなかよくて
高いとこまで来たんやなぁ・・・って感じです。テレビ局の鉄塔もありますが、こういう周辺情報は実はバスの運転手さんが全部喋ってくれます。バスガイド兼運転手みたいな方で、かなり饒舌。テンポと感じの良い喋りは好感が持てます・・・っていうか軽快すぎて面白いです(笑)
PM3:30(王ヶ頭ホテル到着)
「着いたぞーっ。王ヶトゥー!」
無意味にテンションが上がるワタクシ。いや、ホントすごいんですよ景色が。
これぞ「THE高原」ではないでしょうか。よくもまぁこんなところに旅館建てたなと思いましたが、元々山小屋らしいです。(ネットの情報によると^^;)
で、実は王ヶ頭ホテルは高原側と山側があって、山側は既に予約一杯でしたので高原側に。山側だと雲海が見れてすごいキレイらしいんですよねぇ。まぁ、後でも見れますので一旦部屋に向かいました。
「おおーっ。高原ビューやないですかー。」
高原側でも十分美しい景色が広がってます。もちろん山側も気になるところですが、旅疲れがあったのでしばし熱いお茶をいただきながら休憩としました。
PM4:10(天候が悪化した模様)
「ん?高原に雲海?」
これも部屋からとった写真ですが、天候が悪くなったせいかあたり一面が霧に覆われてしまってます。こりゃ雲海とか見れないんではと思いましたが、今まで霧に包まれたことなんてなかったので、「よっしゃ、散策や」とMと共に外に出ました。
外に出て少し歩きましたが、10m先が見えないくらい霧がはってます。適当に歩いてるとマジで遭難しそうな感じですよ。まぁ暗闇を手探りで歩くほどではないので、注意してれば普通に歩けるんですが、こんな感じなのでちょっと怖い。
ですが、せっかくなので「王ヶ頭と呼ばれてるところ」に行くことにしました。
PM4:40(王ヶ頭・美ヶ原頂上2034M地点)
ホテルから徒歩で5分ぐらいで、↑のおかげで「おお、ここか」とすぐわかります。ホントならここから雲海が見渡せるんですが、その日はその雲々が全部上に上がってきてますのでお目にかかれませんでした。こんな感じです。
残念ですねぇ・・・。でも明日になれば雲海見れるかもしれない!と思って、一旦ホテルに引き返しました。
PM5:40(ワインタイム)
後から気付いたのですが、この王ヶ頭ホテルはイベント満載で度々館内放送で「こんなイベントありますよー」と呼びかけてくれるんです。そのうちの一つがワイン。元々お酒にあまり興味はありませんが、せっかく・・・ということでいただきました。テラスでいただいたんですが、霧で視界が悪い上に気温も少し低いので早々に室内に戻りました^^;
PM6:30(夕食)
「コジャレたレストランじゃないですか。」
館内については後述しますが、とにかくインテリアが徹底してモダンなんですよ。部屋はちょっと違いますが、「どこ見てもシャレとる」という感じです。で、それと食事とは別問題なのですが、これまでのレポートにもありますように、僕は宿の食事については当たりも外れもないと思ってます。
しかしです。ここの夕食は違いました。味付けが少し洋風なせいか運ばれてくるものほとんどが旨い。ちょっと良いお店に行くとこういうことってあると思うんですけど、まさか宿でこれが出てくるとは意外でした。
※クリックすると拡大表示します
「やるな・・・王ヶ頭ホテル」
とつぶやき、一旦部屋に戻りました。早くも過去最高の宿になる気配がアリアリです。
PM9:30(フロ)
出発前は全く知りませんでしたが、後になって思うのはここの露天風呂が最高ということです。ちょうど雲が山を駆け上ってるところで、その余波が露天まで流れてくるんです。これがものすごい幻想的で、しかも下半身だけ湯につけておくと上半身が霧で涼しくなって気持ちいいんですよ。
「アカン・・・。これはたまらんっ。」
と上半身を霧にあてる→湯につかる→霧にあてる・・・を繰り返し、30分ぐらいは露天にいましたね^^;「エエ宿や・・・」と思いながら、霧の中で明日のプランを思い返すのでした。
次は大本命の場所のはずが...「ビーナスライン・霧が峰編」です
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