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四国カルストツーリング ~しまなみ海道編

さて2009年4回目となりました本ツーリング。長野から帰って来る時に「9月の連休もツーリング行こか」とMと簡単に決めたモンで、二週間前まで何もプランを決めていませんでした。

ただ、行き先を道後温泉辺り・・・とちょっと具体的に決めていた僕が、WEBをダラダラ見ていると四国カルストなる名所をがあるとの情報をキャッチし、早速そこに決めました。

AM6:30(毎度の遅刻)

「いやぁ、もう詫びる言葉すら見つかりません・・・」

和歌山・長野に引き続き遅刻するワタクシ。前日に重たいイベントを背負っていたことから疲労困憊・・・というのは言い訳。もう毎回平謝りです。
(誠に申し訳ございません)

ワタクシの体力とココロとは裏腹に天気は晴天。最近やや涼しい日が続いていましたが、それを吹き飛ばす暑さ。バッチリ用意してきたメッシュジャケットをはおり、早速Goです。

・・・・あ、忘れてました。今回のルート説明はこちらです。

二日目が結構ハードなんですが、まぁやれるだろうと^^;
(世のライダーさんには一日1000km走る人もいるし。)

AM8:20(淡河SAで朝食)

「むっさ混んでましたやんか」

と、アンバランスな朝食を前にボヤく我々。いや、GWとお盆に幾度と無くツーリングに行きましたが、いまだかつて無いぐらいの渋滞に巻き込まれました。(宝塚付近で)

さすがにこれは「無いわ」と思って、横からスススーッと抜けていったのですが、抜けても抜けても前には車だらけ。家族サービスをするお父さん方の厳しい心情がヒシヒシと伝わってきそうです。

あ、ちなみにこのカレーパンは中に卵が入っているとのことで魅了されたわけですが、味はまぁ普通でした。
(普通すぎてビックリするぐらい普通。)

AM11:00(吉備SAで小休憩)

淡河SAからおよそ1時間半走り続け、吉備SAに到着。途中事故があって渋滞が発生しており、走りっぱにならなかったので結構距離を伸ばせました。

しかし多少なりとも暑さで疲れていたワタクシは「そろそろご当地ソフトありませんかな」とSA内を物色。すると、カウンターの片隅に

「赤鬼ソフトクリーム(唐辛子入り)」
(桃太郎ソフトは何となく避けた)

を発見。「おお、これはこれは!」と近づき、「唐辛子入りですかー。製造過程で練りこまれてるんやろなぁ」と勝手な想像をしながら売店の女性に

「唐辛子ソフト・・・じゃなくて赤鬼ソフトを下さい」とお願いすると、僕の目の前で

ソフトに唐辛子をふりかけられました
(トッピングかよ)

やや落胆気味の僕にピリッとした感覚が微妙に襲ってきて、普通と微妙のハザマに陥りました。近年ご当地ソフトに期待しすぎる感があるので、僕の中でハードルが上がり気味なのですが、残すことなく食し終えました。
(ブツブツ言いながらも完食する)

PM1:00(福山西IC下車)

「メッシュやけど、長袖着てるから暑い・・・」

写真では曇って見えますが結構な暑さです、広島。しかも渋滞のせいで予想以上に時間がかかり、吉備SAでは微妙な時間帯ともあって昼食にまだありつけていません。

いつもならガチガチに食事メニューを固める我々ですが、今回についてはノープラン。全てアドリブという状況です。これもこれで面白いのですが、あとどのくらい進んだらメシが食えるのか分からない、というのもなかなか悩ましいです。

PM1:15(しまなみ海道入り)

冒頭で四国カルストにGo!と書きましたが、実はしまなみ海道がメインだったんですよね。事前調査で四国カルストの壮大さに負けてしまった感がありますが、瀬戸内海を見下ろせるロケーションはなかなかです。何かこの辺りって独特の雰囲気があって、個人的には結構気に入ってます。

PM1:40(大浜PAで休憩)

「ここは・・・因島ですか。ほ~」

尾道以下南にある瀬戸内海の島々を繋ぐしまなみ海道で二つ目の島「因島」。狙ったわけではなく、空腹すぎて偶然停まった次第でございます。

売店に入ると、何となく道の駅を思わせる雰囲気。高速のSAではあまり売り物に関心を抱くことがないのですが、ここの商品ラインナップはどこか魅力的でついつい手が出てしまいそうです。
(その場で食べてしまいそうなので買いませんけども。)

しかし食べてしまうといえばご当地ソフト。ここにもありました。大概バニラとご当地というのが定番ですが、ここは「しおなみソフト」という塩味のソフトと「はっさくソフト」というミカン風のソフトと二種類置いてるんですよ。

困りました。大変困りました。どちらか一方を選べなんて到底無理な話です。どっちも食べたい!とそう願った矢先、僕の願望をかなえてくれるものがありました。

ミックスソフトです。ご当地のミックスなんて邪道だ!と思っていましたが、一度に二つ味わえるなんて最高やないかと180度意見を翻し、堪能。味わったことがない感じがまたよいですねー。

しおなみソフトは近隣にある松山市の名産である「伯方の塩」を使ってるみたいですね。このミックスの色合いには賛否両論があると思いますが、食べて損なしです。

・・・しかしながら、ソフトで空腹は満たせません。何でもいいからメシをクレといわんばかりに食堂に足を運びました。

なにやらタコが名産のようですが、個人的には「大橋まんま」がとても気になりました。しかし、残念ながら売り切れとのことなので、他のメニューとすることに。その中で

  • たこ天丼
  • ジャコテンうどん

の二つが気になり、「うーん・・・どないしよかなぁ・・・」と唸りながらも、結局たこ天丼の食券を買い、食堂の女性に手渡しました。

この食堂は食券を渡して出来上がったらコールするという一般的な仕組みのようで、例えばカツカレーの食券を買い番号が3番の場合、

「カツカレー3番でお待ちのお客様~」

と呼ばれるのです。(普通ですね)

しかしここのメニューのややこしさといったら無くて、先ほど上げた2メニュー「タコ天丼」「ジャコテンうどん」の発音が混じり、食堂のとある中年女性はこうコールします。

「ジャコ天丼7番でお待ちのお客様~」(どっちや)

タコ天丼の食券9番を持つ僕は意識を中年女性に向けざるを得ません。さらにこの中年女性、独特のアクセントをお持ちで

「ジャコ天丼7番でお待ちのお客さま~↓」(「ま」が気だるい感じ。)

と、「ま」だけを必要以上に伸ばし、半音以上急に下がるのです。何度も聞いていると気になって仕方なく、段々ツボにはまりだすワタクシ。他の店員は普通にコールするのに彼女だけがクセがあるみたいです。笑いの大好物を見つけてしまったワタクシは、しばし身を震わせながらタコ天丼を待つのでした。

(タコの歯ごたえがよく、結構おいしいですよ)

次は瀬戸内を背にようやく...「ノープランで四国入り編」です

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