バイク購入までの軌跡 2
さて、僕より一足先にバイクを買ったM。経済的状況はあまり変わらないのに、
なぜバイクを買えたのか不思議でなりません。普段バイトをしていないのに
どこからそんな資金が出てくるのだろうか。
答えは単純で、夏休みに短期バイトをして貯めたそうです。一方僕は、単発の
バイトをチョロっとやっただけなので、残ったお金はもはや風前のトモシビ。バイク
にはとても手が届きません。という訳で、来年の夏休みに短期バイトで稼いだお金
でバイクを買う計画を立てました。
ここで、「冬休みの短期バイトで貯めればいいじゃない」という声が聞こえてきそうですが、
それは時期尚早というものです。まずは父にさりげなくバイク好きをアピールしていき、
ヤツの脳に「ワシの息子はバイク好き」という感じでインプットさせねばならんのです。
そこまでしなくてもとは自分でも思ったのですが、確実に買える状況にしておきたい
という思いが勝ってしまったのです。
とまぁ…、父との日常の会話の節々で「バイク」という単語を出してみたり
したのですが、リアクションはとても薄く、むしろ反対色に染まっていきました…orz
時は流れ、高校二年生の春のある日の事です。父に呼び出されてこういわれました。
「高校二年からは短期バイトも禁止や」
んなアホな…orz 納得ができない僕は父に理由を聞くと、「受験勉強せなアカンやろが」
という理由が返ってまいりました。僕の通っていた高校は受験勉強とは縁遠い、むしろ
ヤンキーさんとゆかりが深い学校です。僕自身、そこまで大学に行きたいという願望は
なかったので、これにはまいってしまいました。
このような理由で、短期バイトという唯一のバイクへの道が閉ざされたわけです。
しかし、諦めの悪い僕はどうにかしてバイク購入への道を模索しだしました。そこで
一つの案が思いついたのです。
「ナイショでバイク買ったるねん」(とてもチンプ)
ナイショでどうやってバイクを所有するのかは、その時はまだノープランでしたが、
バイクへの飽くなき憧れがそのプランを徐々に明確化させていくのでした。