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バイクの買取業者とモメずに高く売るための方法

「バイクを売る時に確認しておきたい買取のアレコレ」にて買取の準備等に触れましたので、今回は「じゃあどうすりゃいいの?」的な解説に入っていきます。

ですが、そこに入る前にもう一つだけ触れておきたいポイントがあるんです。

比較サイトのランキングと判断基準の関連性

ネット情報を見ていると、「バイク買取ランキング」的なページがいくつか見受けられます。単純にランキング上位なら「安心できそう」とか「高く買い取ってくれそう」とか思いそうですが、これこそ信ぴょう性を疑ってしまいます。(僕はですけどね)

おそらくユーザーからの口コミやネットの情報を集約してランキング化、ということが予想されますが、まとめた人の主観がどうしても入ります。となると、その人がその道のプロならまだしもそうでない可能性もあるし、仮にプロだとしてもそれを証明すること自体が難しいでしょう。文体とか書いてる内容でジャッジするしかありません。

要するに、ランキングでもその元となる情報の信憑性が低いことには、全幅の信頼はおけないということです。個々の業者のクチコミや情報を見て、ご自身がどう思われるかが全てです。ランキング上位だからといって、「じゃあここに!」と判断するのはあまりにもキケンではないでしょうか。

まぁ、このブログも同じような立ち位置ですが、皆さんのご判断に委ねます。ネットって簡単に情報を手に入れれますけど、間違いもたくさんありますので、難しいですよね。

成功率を最大に!査定→買取の流れで気をつけたいこと

これまでに書いたことと被る部分もありますが、まとめながら流れを説明していきますね。

1. バイクをキレイに、ノーマルパーツは綺麗に保管を

高く売るときの常套手段です。僕も前々に乗っていたイナズマというバイクを下取りに出す時、かなりキレイにして行きました。もちろん無茶な乗り方をしてなかったということもありましたが「キレイに乗ってるね」と評価してもらえたので、やっぱり見た目は大事ですね。

あと、ノーマルパーツはカスタムパーツをつけた時に処分する人もいますが、ノーマルの方が高く売れることもありますので、残しておきましょう。僕の前に乗っていたフォルツァというビッグスクーターはマフラーを替えていたのですが、下取りに出す時に「ノーマルのマフラーないですか?」と聞かれましたので、捨てずに置いときましょう。

2.買取希望額の設定と近隣のバイク屋さんに査定をお願いしておく

購入金額と年式・状態・などから「大体これくらいは欲しい...」という金額を出したいところですが、もらえるかどうかなんてわからないので、そのバイクを買ったバイク屋さんとか近くのバイク屋さんにバイクを持ち込んで、査定してもらう良いです。

そんなにガッツリ見て貰う必要はないと思いますが、そこで出た査定額を買取希望額の設定の基準にしましょう。冷やかしかと思われるかもしれませんが、もしネットの査定額がこれを下回れば、そのお店で売ればいい話なので。

普段お世話になってるバイク屋さんだと、そのバイクのことをよく知ってると思うので、査定額も結構正確なものになるでしょう。

ぶっちゃけ、その査定額に満足したのなら、そこで売ってもいいと思います。時間をかけてでも高く売りたいのか、自分が満足できる金額でサクッと売りたいのかは人それぞれですのでね。

3.複数業者にオンライン査定を依頼し、良さそうなところをピックアップする

見積金額が高いところや対応が良さそうなところなど、3つぐらいの業者に絞り込みます。いちいち個別に査定依頼するのは面倒...という方は、一括査定サイトから依頼するとよいでしょう。

上記はバイクブロスというバイク系サービスを多角的に行なっている会社の一括査定サイトですが、ここで入力された内容が各買取業者へ送信されます。2012年6月時点での取り扱い業者は10社ですが、対応地域がそれぞれ異なります。もしかしたら返信のない業者も出てくると思いますので、そこはスルーして下さい。

さて、その中に悪評のあったバイク王も含まれますが、もし嫌であれば出張査定を断ればいいだけの話なので、あまり気にする必要はないでしょう。買取価格の参考にすればよいです。

なお、多くの場合オンライン査定額より実際の査定額の方が「少なくなる」ので、そういう心づもりでいましょう。

4.ボラレそうな状況を考えてみる

例えば悪意のある業者A社が居たとして、そのA社を呼んだユーザーがA社の担当者に「他社で見積もり取ってない」と思わせる情報を伝えた場合、その担当者はおそらくユーザーからぼったくる気になるでしょう。

仮に悪意がなかったとしても、普通に「安く買い取れるかもしれん」と考えると思いませんか?他に適正と思われる情報がない以上、その業者の出した価格でユーザーを納得させればいいわけですから、その後の流れはヒドイ対応されたネット上の方々と同じになる可能性が高いですよね。

あと、自分の希望額を先に言うのもNG。それが業者の想定した金額を下回ってるとそれプラス1万ぐらいを落とし所にされる可能性がありますので、バイクの不具合などは正直に言うほうがいいですが、お金の話は一切なしです。

5.ピックした複数業者を同一日に呼ぶ、または別日に順番に呼ぶ

ぼられるのを予め防ぐために「近所のバイク屋さんで査定を」とお伝えしたわけですが、強引に買取を迫る業者さんもいるかと思いますので、複数の業者を同一日に呼んで価格競争をしていただいた上で査定額を提示していただくというものです。

詳しくは、下記のサイトを御覧ください。経験者の意見はとっても参考になります。

ただ、この方法も賛否両論があり、価格競争することによって適正な価格が出てくるという「賛」と業者間で談合があると結局ぼられるという「否」の面。どう捉えるかは皆さん次第ですが、予め他のバイク屋さんで見積もっておくと、あからさまに低い金額を飲むことは無いんじゃないかと思います。空気に飲まれちゃダメですけど。

あと、事前に適正額を知る方法として、かなり面白い情報を書かれているブログがありましたので、最後にご紹介します。良い金額で買取してもらえるとよいですね。

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