バイクを売る時に確認しておきたい買取のアレコレ
何らかの理由でバイクに乗らなくなったら、悲しくも処分を考えるでしょう。その際に廃車にするのではなく、バイクにまだ価値があれば、業者に買い取ってもらったほうがお金になるしいいですよね。
そういうことで、今回はバイクを売る時のことについて書いていくのですが、使いようによっては良くも悪くもなるオンラインでの査定とその後の流れや詳しいことについて触れていきます。ちょっとでも高く売るために、まず情報をインプットしていきましょう。
オンラインでの査定、買取の流れとは
非常にざっくりですが、まず買取業者のサイトや一括査定サイトで諸情報を入力し送信すると、業者から概算見積もり額が提示されます。電話でもいけるみたいです。
そして、そこから実際に査定をお願いする場合は事前に予約をして業者に来てもらう、という流れになります。(査定は無料)まずこの流れを覚えておきましょう。
まずそのバイクは売る気があるのか&売る基準を作る
「もう乗らなくなった」「まとまったお金がいるから売ろうかな」「乗り換え資金にしたい」など、明確な理由がある人が買取査定を考えると思うんですけど、冷やかしも多いみたいです。
さすがに自宅前まで査定に来てもらって、「いやー、金額が気になっただけなんで...、売る気ないんすよ。ハハ」だと、普通に怒られるレベルです。いかに査定が無料とはいえ、バイクを売るという土俵にユーザーが立っていないのであれば、それは迷惑行為になってしまいます。
話がそれました。まずネットの査定で出た概算見積もり額を見て
「あ、意外と高く買い取ってくれる」
「大体予想通りかな。」
「ちょっと低めかなー。でもまぁ許せる範囲」
と思ったら、出張査定の依頼をしましょう。でも、出張査定で見積もり金額が変わることなんて普通にありえることですから、「○○万円なら売る。それ以下はお断り」という基準は持っておいた方が交渉もスムーズでしょう。
バイクを買ったお店が近くにあるなら、予め査定してもらうのもありです。売る気があるわけですから、ネットの査定が出るまで待ってもらって、最終的に一番売りたいところに売ればいいのではないかと思います。
最悪のケースは何かを考える
基本的に出張査定時に起きるメンドクサイ話として、
- 期待していた見積もり金額より大幅に低いこと
- 担当者の対応が悪すぎてお話にならないこと
が挙げられます。対応の悪さの例は後ほど説明するのですが、正式な見積金額に関しては実際に見てもらうまでわかりませんので、避けるのが難しいところです。ですので、近くのバイク屋さんに一度相談して、大体の査定額を把握しておくことがキーになるのではと思うんですね。
例えば出張査定にきた業者の査定額が近隣のバイク屋さんの査定額を下回った場合は、
「近くのバイク屋の査定額の方が大きいので、そこで売ります」
と言えばいいです。多くの場合、買取業者はバイクを引き上げする前提でトラックで来るようですが、折り合いがつかないのに売る必要はありませんし、それは買取業者も容認いるところです、公には。
ネットで見つけた売主とバイク買取業者が「モメた点」
「ネットで査定して希望に近けりゃ売ろう」というユーザー心理に反し、悪徳というか非常に面倒な手法でユーザーを困らせる業者もいます。
まずコールセンターのオペレーターレベルでの対応については、そんなに良し悪しの差はないでしょう。たまに脳みそツルツルとちゃうかという人(バイク買取以外で)もいますが、それはどんなサービスでも一定数いる層ということでスルーです。
ただ、あまりにもイケイケで「高価買取します!」と押してくるところは要注意。実際査定するまで金額なんてわからないので、現場とは温度差がありすぎてモメる確率がグッと高くなります。
あまりにも「テンプレ化」されたやり方
よくあるのが
- 1.ネットで提示された買取見積額が相場より高い、もしくはちょっと高い
- 2.実際に査定してもらうと、相場より低い。色々とイチャモンをつけてくる
- 3.「それだと売れません」「お引取りを」と言っても引き返さず粘る
- 4.少し見積り金額を上げるなり、無理矢理持って帰ろうと交渉したり粘る
- 5.とにかく粘る
という感じで、要するに高めに概算見積額を提示して、査定申し込ませて、低く見積もって無理やり引き取る、というのがよくあるようです。
買取依頼した人しかわからない担当者の対応
そしてこういう場合の査定は長時間に渡ることが多く、やれ上司や本部に承認を取るだの、電話越しに上司と話をさせられるだの、不愉快極まりない対応だとか。よくその事例で上がってくるのがバイク王。ネット上の情報なので、信ぴょう性が高いかと言われるとわかりませんが、情報として持っておくとよいかと思います。
参考までに、被害(?)に合われた方のブログへのリンクを貼ります。コメント欄も参考になるので、チェックしてみてください。
いずれも2009年前後の情報ですが、、調べれば調べるほど「ひどい目にあった」という方がおられます。2012年時の情報は見当たらなかったのですが、急成長を遂げてる会社ですから、教育が行き届いてなかったり無茶なノルマとかがあったりするんでしょうね。(僕の勝手な推測ですけども)
こういう業者も含め、次回では買取業者との適切な付き合い方に触れていきます。
コメント・関連記事
この記事に関連した記事一覧
- NOT汎用!特定のバイク用メッシュシートカバー(サマーシートカバー)一覧
- バイクのハンドルの種類と選び方
- 愛車を守ってくれるバイクカバーのメリットなどアレコレ
- 免停(免許停止)時の点数や講習について
- バイクでの違反及び点数と罰金のカンケイ
- どこを見ればいい?バイクカバーの選び方と機能・価格比較
- これって違反?バイクに「サンダル」「イヤホン」
- バイクの高速料金とETC割引の仕組み
- 管理人が買ったコミネ製バイクカバーの特徴
- 免取(免許取り消し)時の点数・落とし穴を知ろう