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京都・紅葉ツーリング 後編

平野屋に圧倒された我々は、道を下りメシを食えるお店を探すことに。しかし、探せど探せど飲食店は見つからず、途方に暮れそうな一歩手前で何やら「普通」の雰囲気ただよう飲食店があったのですが、大して迷わずスルリと入店しました。(空腹のあまり、お店を選ぶ気力ナシ)

PM0:45(妥協)

入店したものの、メニューにバリエーションがなくゲンナリしそうになりましたが、また出直すのも疲れるので、一番注文されてそうな「湯豆腐そばセット」(¥1600)を注文することにしました。

しかし、一人だけ季節外れの「ざるそば」を頼む友人M。「豆腐はいらん」と言い切るのです。まぁ、彼の実家がお豆腐屋さんなので気持ちもわからなくもない。僕がピザ屋で働いている時は、友人と「ピザ食おうや」と言われた日には「おう、食べようか」とよく言ったものです。(ん?話がかみ合わんゾ・・・。)

というわけで、「そうやなぁ、オマエん家は豆腐屋やもんな。さすがにこんなとこまで来て豆腐は食いたくないか。」とフォローに近い言葉を発すると、

「いや、ウチで豆腐は食わん。」(食えよ)

なんじゃそりゃ、と思っていると「湯豆腐セット」(くどいですが¥1600)が運ばれてきました。

「湯豆腐セット」(¥1600)

オオウ。冷え切った体には何ともありがたい食事です。しかし、ソバがざるそばなのが微妙なところで、味は至ってフツー。定食屋で出そうな並の味です。一方湯豆腐はというと、これも特別オイシイのかと言われればそうでもありません。ただ、ポン酢の代わりにゆずポン酢(?)を使っているのか、これが僕の中では大ヒット。あまり好きではない豆腐も、これがあればスイスイ口に運んでしまいます。決して「これは当たりダ!」とは言えませんが、ゆずポンは大きな収穫でした。(スンゴイ香りがイイんですヨ♪)

一方、ざるそば単品を頼んだMは、「この差が格差社会やな」とぼやき、一番に食べ終わってしまいました。「ちょっとお店を間違えたかな」と思いつつ、湯豆腐のお店を後にしました。

PM1:30(東山へGO)

腹を満たしたところで、目的地の照準を東山にしました。観光客でダダ混みなのは承知の上で突撃です。最悪、駐車場がない場合は宇治らへんをテキトーに走って解散という想定もしておきました。しかし、東山にはワタクシに地の利があり、思い当たるフシ(つまり駐車場)があったのです。

その場所は、「三十三間堂」。この建物の前はとても広い道路があり、車の通りも少ないんです。なので、コノ当たりに何かあるだろうと踏んでいたのですが、あったのは車道に面した車用の有料パーキング。「こりゃアカンか・・・」と思っていたら、整備士さんが「この横にある神社って停めさせてくれへんかな?」と言うではありませんか。

というわけで、ダメ元でその神社「豊国神社」の駐車場らしき場所に乗り込み、巫女なのか事務員さんなのかよくわからない女性に「バイク停めれますか?」と聞いてみたところ、

「停めれますよ。車は30分150円ですが、バイクはその半額です」

とご返答。これはオトクだなぁと思い、お世話になることにしました。(何て安いのか)

PM3:00(IN東山)

初詣並みの人ごみ

恐ろしいぐらいに人でごった返す東山。当然といえば当然ですが、あの平日の静けさがウソのようです。僕が初めて東山に来たのは1999年で、そのころは清水寺ばかりにスポットが当たっていたので、「ねねの道」で有名な高台寺はそんなにメジャーではなくかなりの穴場スポットだったのですが、この日は初詣を彷彿させるぐらいの混み具合。

それに加えて、四条に本店を構える茶寮・都路里は本店は当時も今も混み混みですが、支店である高台寺店は当時は穴場だったのが、今では人だらけ。この二つのスポットは、紅葉シーズンですらそんなにストレスを感じることなく楽しめるところだったのですが、関西ウォーカーで高台寺が取り上げられ、徐々に人気が上がっていった結果、このような状態になったようです。(何とも言えんのぉ・・・)

というわけで、人ごみに揉まれてクタクタになった我々。紅葉シーズンは電車で来るべきだと思いながらも、人でごった返す高台寺付近に何となく寂しさを覚えるのでした。

お知らせ

茶屋と高台寺拝観の様子は、後編では収まりきれなかったので、「番外編」にてご紹介したいと思います。(ツーリングのまとめも番外編にて記載します)

次はお寺拝観・お茶でホッコリな「番外編」です

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