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鍵穴が開かない時にツカエル便利なアイツ

ようやくこの商品が届いた・・・というか、とっくに届いていたのですが、ここ数日間高熱を出してしまい、すっかりグロッキーになっていて試せませんでした。ようやく体調も落ち着いてきたので、この鍵穴のクスリを試してみました。

早速試してみました

年季の入ったバーロック

で、レッドバロンユーザーには馴染みの深いバーロック。これの左側が最近サビて動かなくなり、右側はカナリ前から動きません。さらによくよく鍵穴の形状を見てもらえればわかると思うのですが、この鍵穴のクスリはもちろん、鍵穴内にかけないと効果はないと思われ、このバーロックに噴射すると

ダメな例

となり、全く意味がありません。(当たり前だ)

というわけで少々強引ですが、カギを鍵穴に差込み、少しだけスプレーの入る余地を確保します。

こうやります。差すだけです。

これで鍵穴のクスリが鍵穴に入りますので、数分待ちます。すると・・・

こ、こいつぁ・・・

鍵を左にグッと回すと、あっさりロック解除。・・・こいつぁビックリです。あれだけのチカラを込めてとれなかったのに・・・。と少し前の思い出にふけっていると、「もしかして右もイケる?」と欲張りだしました。クスリはまだまだあまっています。というわけで、サビがかなり進行しているとみて大量に鍵穴に噴射して、ちょっとワクワクしながら数分待ちました。

これはスゴイ・・・

と、ッ取れたー!

カンドーです。まさか取れるとは思っていませんでした。右側は動かなくなって1年以上たつのでさすがにダメだろうと思っていたのですが、何とかなるものですねぇ。

鍵穴のクスリ詳細

もともと鍵穴ってホコリがたまったりサビが原因で詰まったり動かなくなったりするようですが、この時に「市販の油さし(クレ556とか)じゃダメなの?」と思いたくなります。ですが、市販の油さしだとホコリがそのまま付着してしまうので、×。つまり、この鍵穴のクスリは、「油をさしただけの効果」ではないのです。

これに使われているのがポロン分子といわれるもので、六角形の結晶が何層にもなった形をしており、この層にチカラが加えられると表面が「はがれる」→「移動」→「別箇所に付着」という動きを繰り返して、最終的にうまく潤滑するようになるんですって。

そういえば、噴射した時に白いパウダーが出るんですが、ちょっとだけ手に付いたんですよ。もしかしたら気のせいかもしれませんが、軽く皮がめくれました。・・・やる時は軍手ぐらいはした方がよさそうですね。(身をもって実証です・・・)

何はともあれ、古くなったバーロックは定期的に変えるのが一番でしょうね。今回のようなケースだったり、耐久性の問題もありますしね。ただ、緊急で何とかしたい!場合は、この「鍵穴のクスリ」が一番です。色んな用途に使えますので、使った後は工具箱などにしまっておいてもよいでしょう。

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