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ツーリングのススメ 人選

さて、準備が済んだところで「次は目的地だ」と意気込む前に、まだやることがあります。それは、連れて行くメンバーです。僕も過去に色々な失敗をしたのですが、この人選びも例外ではありません。これをするに当たって、一つ決めておかなければならない事があります。

ツーリングコンセプトを決める

まずはこれです。ピンとこないかもしれないので例を二つ挙げます。

スローペースツーリング

そのまんまです。ゆっくりとしたペースで走行し、先を急がないツーリングです。

ハイスピードツーリング

とにかくスピードを出すツーリングです。(危ないのでやめましょう)

大概の方はスローペースツーリングを基本とされていると思います。ここでいうスローペースはノロノロ走るのではなく、あくまで「急がない・飛ばさない」ツーリングですので誤解のないようお願いします。

このコンセプトによって選ぶ人は全然変わってきます。ゆっくり走りたい人もいれば、スピードを出したい人もいますので、この辺は慎重に選びましょう。無理に呼んでしまうとストレスのモトとなりますので、くれぐれも慎重に。

しかし、人とは恐ろしいもので「コイツは大丈夫だろう」と思った人が、意外な一面を出す時があります。ツーリングは旅行ですので、人の嫌な一面を見てしまうことが多々あります。もちろんそうでない人もありますが、僕の経験上、このタイプの人間は絶対連れて行ってはダメです。それは

「人の話を聞いているようで聞いていない人」(過去、二人存在)

本当にこれは大変でした。長距離走行で疲れていたので、長めの休憩を取ると指示を出したのですが、了解したハズなのに10分後には「もう出発しよう」などと言ったり、目的地でどの辺を観光するのかを決めるため、宿でその作戦を練るための時間を10分程とると指示を出したのに、数分後には「早く行こう」などと言ったり、とにかく迷惑でした。

上記は一人の例ですが、もう一人も同じタイプでとにかく先を急ぐタイプでした。特にスピードを出したりしないのですが、空気を読めなかったり周りの事を考えなかったりするので、これまた迷惑なのです。
  (ちなみにそれ以降、バイクでの交流はなくなりました)

皆さんの周りにこういう人間がいないことを祈りますが、もし「それっぽいかな」と思ったら、一度プチ遠出に連れて行って判別してみるのもいいかと思います。そのプチ遠出で自分が不快に思った点が3点以上あれば、その人は呼ばないほうがいいと思います。(判断は難しいですが)

まとめると、まず、自分達にあったツーリングコンセプトを決め、それに合った仲間を呼びましょう。そして、上記のようなタイプのライダーはなるべく誘わないようにしましょう。せっかくのツーリングなのですから楽しめるメンバーにしたいですよね。くれぐれも人選は慎重に行いましょう。

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