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旅前のライテク講座 アフター

では~ビフォー~の続きに入ります。道路って大概は両端と中央にラインが入っていますよね?

カーブを曲がる時の決まり・・・というわけではありませんが、うまく曲がるには「アウト・イン・アウト」をするのが基本です。例えば北進している場合、上記の図でいうと、右に曲がりますので、まず道路の左の方からカーブに進入します。つまり、カーブの外側である左側からの進入となりますので、これが「アウト」です。

次にカーブの内側に差し掛かります。ここが「イン」というワケですが、ここで先程の視線の位置が問題となってきます。

曲がっているときはついついラインが気になってしまい、視線が下に向きがちなのですが、こうするとせっかくうまく「イン」したのに、必要以上にラインに寄ってしまい再び修正、つまりラインにより過ぎた車体を再びアウト方向に寄せなければなりません。

視線が下向きの状態では「ラインに寄り過ぎる→修正」との動きを繰り返し、はたから見ると、ジグザグ運転をしながらカーブを曲がっているように映るのです。

こうなるともはや「アウト・イン・アウト」ではなく「アウト→ジグザグイン→コースアウト」となってしまい、むちゃくちゃカッコ悪いのです。(しかも何だか恥ずかしいのです)

そこで、カーブの終わりの方、角度にして斜め45度、パソコンのディスプレイで言うと中心から左角に向かう角度の方に視線を向けて下さい。(少し高めに)その視線の向きでカーブを曲がると結構うまくいきます。

最後の「アウト」ですが、これは「イン」さえうまくいけば自然とアウトの方に車体が動きますので、ご心配なく。連続カーブの際はこの方法を使えばかなりスムーズに曲がれますので、ぜひご活用下さい。初心者っぽく見えなくなりますから。

いつもと違うところに視線を向けて走るのって怖いんですが、極論を言えばある程度恐怖心を克服しないと思い切ったライディングはできないと思います。ただ、いきなりやれって言われても厳しいので、慣れた道で徐々にというのでよいでしょう。要は慣れなので、チャレンジし続けることが大事です。

僕の場合、この方法を使ってようやく皆と同じように走れるようになりました。今はビッグスクーターという特性上、あんまり攻めたりできないのですが、ツーリングではいつもこの方法を使って走ってます。基本的にこの走行方法はバイクを問いませんので、お試し下さい^^

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