一発試験での取得方法2
では続きに入ります。費用まではお話しましたので、次は合格までの流れです。まず最初に受験に必要なものから説明していきましょう。(原付免許と大差ないです)
試験に必要なモノ
申請用紙
試験場に置いてあります。当日現地で書き込むもよし、もらって帰り自宅で記入するもよしです。
証明写真
縦3cm×横2.4cmの顔写真です。
「住民票の写し」か「免許証」
住民票の写しは市役所などで備え付けの申請書をそのまま窓口にだせば取得できます。外国人の方は外国人登録証で事足ります。住民票の詳細については、コチラで詳しく記載されています。
筆記用具
当然ないと困りますよね・・・。
合格までの流れ
申し込み~学科試験
原付免許のように一日で終わるのではなく、何日間に渡ります。まず、所定の申し込み手続きをした後、その日のうちに学科試験を受けます。(普通免許をお持ちの方は学科試験は免除です。)
これは大阪の門真試験場の学科試験の受付時間ですが、参考までに載せておくことにしますね。
- 受付時間 8:45~9:30
- 試験開始 10:00
試験場によって時間がマチマチなので、必ず最寄の試験場のスケジュールを確認しておいて下さい。
技能試験~免許取得
学科試験に合格したら次は技能試験です。大体その日の午後に行われるので、そのまま受験可能です。なお、学科試験は一度合格すると、有効期限付きで(調査したところ、半年)免除されるので、技能試験に落ちても次からは学科試験は受けなくてよくなります。(ちなみに技能試験は予約制です。)
さて、大型自動二輪の場合は技能試験前には事前審査というものがあります。
この審査でやることは、倒れたバイクの引き起こしとバイクを8の字に押しまわすというものです。
引き起こしは僕は教習所で習ったのですが、これは簡単です。コツは手だけで起こそうとするのではなく、体をバイクの車体の下に入れ、そのまま起こしたい方向に体重をかければいいだけです。一見重そうなバイクでも簡単に起こせますよ。(GL以外は)
次に8の字ですが、これはバイクに乗らずに「押し」で、バイクを数字の「8」を描くように動かすというものです。この押し回しは教習所でやらなかったので何とも言えませんが、気をつけるポイントとしては、曲がる時にハンドルを限界まできりますが、その時に転倒しないことです。ハンドルをきっていると、どうしても重心が内側(自分側)にかかり、そのまま「コテン」と倒れてしまうので、注意深く押しまわしてください。
審査を通ると、次はようやく技能試験です。技能試験に関しては僕自身にノウハウがありませんので、一発試験の事を取り扱ったサイト等を参考にして下さい。
見事合格したならば、合格発表後に手続き等の説明を受け、写真撮影。(免許用です)
その後、取得時講習という講習を受けるのですが、これは各都道府県内の公認の教習所に希望する教習所を自分で選択し、事前に電話連絡(予約)をして日時を指定し、受講して下さい。
講習が終わったら、受講証明書を持って試験場の免許センターに行って交付の手続きをして下さい。これで全て完了です。費用が抑えれる分、難関ではありますが、「一発試験で免許取得」というのは、結構自慢になると思います。現に教習所でラクした僕は、一発試験で免許とった人はスゴイと思いますから。
険しい道のりですが、取った後の爽快感はたまらないでしょうね。ただ、名は一発試験ですが、とても一発では取れないので努力と根気が必要です。挑もうと思ってらっしゃる方は、頑張って下さいね。
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