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ヘルメットおさらいガイド ~規格と考え方

ヘルメットは身を守るという特性上、安全性を計る「規格」なるものが存在します。

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ヘルメットの規格

※色々と調べた上で書いてますが、間違いなどがあれば遠慮なくツッコんでもらえれば助かります。

  • SG規格とPSCマーク
  • SNELL(スネル)
  • JIS
  • E22/04

SG規格とPSCマーク

SG

結論からいうと、日本国内で販売されているヘルメットはこの規格を通っていないとヘルメットとして認められていません。よくよくヘルメットを見ると↑のようなマークがあると思いますが、それがSG(Safety Goods)規格です。保険でいうと自賠責保険のようないわゆる強制規格となります。

PSC

また、↑のマークはPSCマークと言い、SG規格と同列に表示されてます。SG規格がないヘルメットは「ヘルメットとして認められない」という意味がありますが、PSCマークのないヘルメットは日本国内では「販売が禁止されている」という意味を示しています。

しかし、法律上SG規格の通っていないヘルメットをかぶっても「違反」とはなりません。ヘルメットとしては前回で紹介した項目を守れば「法律上」は問題がないのです。(ないと言ってしまえば語弊がありますが)

そもそもSG規格の通っていないヘルメットがどういうものなのか、というと一概にショボイ訳ではなさそうです。ネットとかで海外のものを買うとSG通っていないこともあるみたいですし。

じゃあ「SGって何なのよ」という話ですが、SGマーク付きの製品の「欠陥」により事故が起こった場合は、製品安全協会より賠償金が払われるというものですが、協会の調査の結果「欠陥」と認められなければ、賠償金は支払われないことも当然あると思います。

その一方で、SG規格は製品安全協会が審査を行いますので、ある程度安全性が確保されているとは思いますが、「SG通っていない=ダメヘルメット」という方程式はSG規格を取得していないヘルメット全てには適応できないでしょう。

それゆえに「どうなんだろうなぁ・・・」という疑問が付きまとうのですが、規格外のヘルメットは事故を起こした際に保険の適用外になることもあるようです。

ある種国内ヘルメットの標準規格と呼ばれるSGを取得していないヘルメットをかぶる事によって、意図しないところでデメリットとなって降りかかって来る可能性があるかもしれませんので、個人的にはSG通っているものを勧めます。

強制規格であるSGについてはここまで。続いて任意の規格を紹介します。

SNELL(スネル)

SNELL

非営利的機関「スネル記念財団」によって制定される国際規格で、SGのような強制規格ではなく任意規格です。いわゆる、ヘルメットはSNELL規格を取得しなければならないというわけではないという意味合いですが、安全性の面においては重視される規格であり、比較的高価なヘルメットはこのSNELL規格を取得していることが多いようです。

ヘルメットの審査ではかなり厳しいと言われておりますが、その基準はヘルメット本体の丈夫さで、簡単に言ってしまえば「激しい衝撃を与えても割れない」「外的衝撃からの強度の高さ」を重視し、帽耐強度が高い傾向にあるのがこの規格の特徴です。

E22/04

ヨーロッパ系のメーカーのヘルメットの規格にはE22/04なるものがありますが、これはSNELL規格と相反すると言えば言いすぎかもしれませんが、コンセプトが異なる規格です。

SNELLでは極端に言えば「衝撃に対する強度を高め、帽体を破損させず頭部を守る」というものですが、「E22/04」については、「帽体は破損してもいいから、頭部への衝撃を極力弱める」という衝撃吸収力を重視したものとなり、個人的観点からは実際の事故に即した規格であるかと捉えています。

JIS

最後に日本の規格である「日本工業規格(JIS)」を紹介します。旧JIS規格ではA種・B種・C種という区別がありましたが、2000年に改正され、そのテスト方法は国際基準に則った方法に変わりました。

一言で言えば「SNELL」と「E22/04」の間を取った規格で、どちらかと言えば「E22/04」よりの性質を持っているようです。そのため当然ながらSNELL規格ほどの厳しい帽体の衝撃テストは行っていないのですが、不安になるほどもろいわけではなく、十分に安全性が保たれた規格です。

安全性の定義と基本的な考え方

購入時に規格や形状、はたまたメーカーを意識するのは、「安全なのかどうか」「大丈夫なのか」と一種の不安から来ていると僕は感じます。決して安い買い物ではないというのもありますが、要はもし事故を起こした時に無事で障害も残らず、軽傷で済めるようにしておきたいというのがライダーの本音だと思います。

その本音から考えるとヘルメットとは事故を起こした時に「壊れず外傷から頭部を守る」「衝撃を和らげる」という本来の役割を果たしてくれなければならないと言えます。もちろんそれは当然のことです。

一ついえることは、規格も大事なんですが形状の方も大事ということです。どんなに割れなくても、衝撃を吸収してくれていても、肌がむき出しのところが多ければ、その分ケガの確率が上がりますので、形から入りその後に規格を気にするとよいでしょう。

規格についてはこの規格じゃないとダメ!ということは特にありませんが、日本のメーカーであればJIS規格は必須ですね。(大体クリアされてますけどね)

さて、規格は紹介し終えましたので、ちょっと気になる事を書いてみます。

「ギリギリ規格」「規格+α」なお話

ヘルメットは様々なメーカーから出されていますが、個人的に人から聞いたりインターネット上にある情報を探していたりすると、価格が平均的に安いメーカーは規格をギリギリクリアしている、というのを耳にします。

正直この真偽は僕にはわからないのですが、規格をクリアするにはある一定条件を保つ必要があると言え、逆から言えば一定条件さえクリアしていればその規格をクリアしていればよいわけです。

そうなると、選ぶ目も少し変わってきますよね。もちろん本当にそうなのかどうなのかはわかりませんが、そのメーカーがどんな工夫をして独自にこういうことをしていますというのをユーザーに言ってくれない限りは真相は闇の中です。

安かろう悪かろうな姿勢はユーザから見れば止めて欲しいところですが、平均価格が安いメーカーはそういう可能性もあるということを頭に入れておいたほうがよさそうです、と言っておこうと思います^^;

次は具体的にどんなのがあるのか、機能とメーカーについて。

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この記事へのコメント

匿名係長

いつ、更新するのかな?

2008/12/16
センゴク

初めまして、匿名係長さん。

すんません、先ほど更新しました m(_ _)m
色々とあり手が回らなく記事が書きっぱなしになってました・・・。

ちょっとペースは落ちますが、更新は続けますのでよろしくお願いしますー。

2008/12/23

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