バイクスタイル バイカーのためのバイク情報サイト

ヘルメットおさらいガイド ~定義と種類

おなじみというか基本中の基本であるバイクのヘルメット。着用が義務付けられている・・・というのは周知の通りです。(というか、ノーヘルで走るのは怖すぎます)

ご存知の方も多いとは思うのですが、おさらいと情報整理も兼ねて今回は基本的な項目であるヘルメットの種類・規格などに触れていきますので、普段当たり前のようにかぶっているヘルメットとしばし向き合ってみましょう。

道交法で規定されている項目

あんまり知っている人もいないと思いますが、法律で決められているヘルメットの定義はこんな感じです。

  • 左右、上下の視野が十分とれること。
  • 風圧によりひさしが垂れて視野を妨げることのない構造であること。
  • 著しく聴力を損ねない構造であること。
  • 衝撃吸収性があり、かつ、帽体が耐貫通性を有すること。
  • 衝撃により容易に脱げないように固定できるあごひもを有すること。
  • 重量が二キログラム以下であること。
  • 人体を傷つけるおそれがある構造でないこと。

「割と厳しいのかなぁ」と思いきや、市販の乗車用ヘルメットとして販売されているものはほとんど規定をクリアしています。ゆえに安全性を判断する規格は各国の団体が規定したものが存在しますが、そのお話は後ほど。

ヘルメットの使用期限

一般的にヘルメットの耐用年数は3年ぐらいで、地面に一回でも落下させるとその機能は失われると言われております。僕も買って速攻落としたことがありますが、さすがにお金がなかったのでそのまま使い続けました^^;

ヘルメットには衝撃を吸収させるための緩衝材が入っておりますが、これが年数が経つと劣化してくるので、当然ながら買った当初のスペックは年数が経つにつれて発揮されなくなります。(落下させると当然機能はそれまでより低下はします)

もちろん、帽体(外側)そのものが無傷であれば衝撃性はともかく頭部に外傷を負うことはありませんが、事故の際はむしろ衝撃の方が大きいわけです。(恥ずかしながら何度も体験してます・・・^^;)

後遺症などを考慮すると、ヘルメットで衝撃吸収性を維持されていることは非常に重要ですので、計画的に予算を組んで買い換えることがポイントです。

バイクのヘルメットの種類

「種類」という言葉が適切かどうかは不明ですが、バイクのヘルメットの種類は大きく分けて三つあります。種別名も有名なものばかりですが、一般的な情報と僕の主観を交えて説明します。

フルフェイス

フルフェイス

バイクを知らない人でも「バイクのヘルメット」としてパッと思いつくのがこのフルフェイス。グレードにもよりますがヘルメットの中では最も安全性が高いとされています。(100%安全という意味ではありませんので、あしからず)

後ほど紹介するジェット型と比べて頭全体をガード(特にアゴ部分)をガードしてくれますので、派手に転倒した時でも大丈夫・・・とは言いませんが、防御範囲が広いので、「安全性を優先するならフルフェイス」という意見が多数でしょう。

もちろん僕もこれには同意です。しかし、ジェットと比べると圧迫感もあり、涼しさとかのある種の快適性の面では少し劣る感があります。

また、ファッション性となると、ここは個人のセンスにより変わりますので、あまり言及しません。あえて個人的感想を述べるとすれば、派手な柄のものよりは単色で機能性の高いものの方がカッコいい、というところでしょうか。単色は単色でキレイですし、色をうまく合わせれば統一感が出て非常にスマートです。

僕個人としては、フルフェイスの圧迫感や視界の狭さがストレスになるので、最初はフルフェイスを買ったものの一年経たずとして後輩に譲りました。ちなみに冬のシーズンは息をするとシールドが白くなるという嫌な現象が発生しますが、ブレスガードを付けることでこれは解決できます。(そして口元が少しスマートになり、カッコ良さ気です♪)

ジェット

ジェット

フルフェイスと違ってアゴのガードがないのが特徴のジェット。値段的にはフルフェイスと大差はありませんが、圧迫感もなく夏も比較的涼しく被れるヘルメットで、僕はずっとジェットを愛用しています。

あんまりジェットってバイカー以外の方には知られておらず、「あぁ、オバハンヘルメットやろ?」とよく言われたものですが、特にオバハンっぽくはなくスマートで一度被るとその快適性から病み付きになります。ガードしている面がフルフェイスほどないので、安全面からは劣ってしまいます。

しかし、フルフェイスほどの密閉感がないためか、外界の音が比較的聞こえやすいのも特徴で、フルフェイスを被りながら信号待ちなどで一言二言交わす際、聞こえにくいし声も届きにくいという状況もありますが、ジェットならある程度緩和される、というメリットもありフルフェイスとの比較をやりだすとキリがないところもあります(笑)

ハーフヘルメット

ハーフ

俗に「半ヘル」と呼ばれるヘルメットで、原付ライダーが多く愛用しているものです。お世辞にも安全とはいえないヘルメットで頭頂部だけガードされているのみ。僕も一応持ってはいますが、少しそこまで行くためだけに使うぐらいでほとんど出番はありません。言ってしまえば飾りに近いものですので、着用はお勧めしません。

結局どれにすべきなのか

色々とネット上の感想を見ていると、アゴのガードがあってよかった、というものが多くありました。ちなみに僕もトラックに突っ込んだり、ジープに横からぶつかられたり、軽トラの側面に思いっきり突っ込んでいったり、など色々やらかしましたが、幸い軽傷ですんでいました。

上記はいずれもフルフェイスじゃなくジェットだったのですが、これは「事故なんてへっちゃらさ」という意味ではありません。事故もケースバイケースということです。

極論を言えばフルフェイス被っても命を落としたり重傷を負うこともあれば、ジェットでも軽傷ですむ場合もあり、逆もまたしかりです。

想定できない事故に対して自分はどれを選び備えるのか、これがヘルメット選びのキーとなります。ゆえに半キャップは論外として、フルフェイス・ジェット、どちらが100%というのはありません。なので、「快適性がなぁ・・・」「安全性が欲しいなぁ・・・」と思うところもあると思いますが、最終的には好きな方・気に入った方を買えばいいと僕は思います。

ただ、後述する機能面・安全面を考慮すると最低でも2万円以上のものを買っておくことをオススメします。(ホントは3万円クラスが好ましいんですが。)

次はヘルメットの「規格と考え方」です

コメント・関連記事

この記事に関連した記事一覧"

この記事へのコメント

ユウヤ

センゴクさんこんばんは
ヘルメットですか~

一応、僕も
自分で貯金をして買った
ポケバイがあるのですが、
お父さんからもらった
フルフェイスのヘルメット
を使ってます。
お父さんいわく
6万円もしたそうです。
ポケバイといえど
最高速度は60キロを超える
ので安全なヘルメットにこした
ことは、無いですね。

でも、よく考えてみると
ヘルメットの値段が
ポケバイの倍の値段なので
おかしいなと思ったりもします。

ちなみに、乗る場所も
人のいない山とかで
乗ってます。
車とかに出会ったことは
一度もありません。

事故やケガは怖いので
気をつけたいですね
センゴクさんは、
どのヘルメットを
使ってるのでしょうか?
僕は、見た目と安全性で
フルフェイスを選びました。

2008/11/04
ユウヤ

あの、センゴクさん
もうひとつ質問がありました。
よく、オフロードとかで
使ってるような
あごの部分がとんがっている
ものは、何に分類されるのでしょうか?
説明不足ですいません(-_-)...

2008/11/04
センゴク

ユウヤさん、こんばんは。
コメントレスが遅れてごめんなさい。

確かにポケバイだと、通常のライディングと比べて転倒する可能性が
高いですから、その分ヘルメットも良いものを・・・という感じでしょうか。

ホント、備えあれば憂いなしですから^^;

僕ですか?僕はジェットを使ってます。
フルフェイスはあの圧迫感がどうも馴染めなくて、後輩に譲って
ジェットに移行しました。

事故ってアゴとか打つことがあっても、もうそれは仕方が無いと
割り切ってます。機能上どうしようもありませんが、ジェット以外は
かぶる気がしないもので(笑)

> あごの部分がとんがっている
> ものは、何に分類されるのでしょうか?

あー、しまった・・・。それついて書くの忘れてました^^;

分類としてはオフロードヘルメットという、フルフェイスに似て
ますが、別のカテゴリに分類されるものみたいですね。

ほぼ機能としてはフルフェイスと一緒みたいですが、細部が少し違うみたいですね。
これについては調べて別途追記します。

すんません、逆に助かりました^^;

2008/11/10

コメントする

お名前
コメント

トラックバック

pagetop