「あつた蓬莱軒」のひつまぶし

「あつた蓬莱軒のひつまぶし食ったことあるか？」

と言われたのは確か去年の夏。舌の肥えたイモホリさん（名古屋在住）、地雷さん（葡萄屋さん）が揃って「あっこのひつまぶしはレベルが違うで。一回食べに行けぃ」と言われていたので、そこまで言うなら食べてみたいなぁとずっと思っており、少し前ではありますが三月の半ばに友人Mと共に名古屋に向かいました。

ちなみに今回はまだ寒い時期で、若干天気も悪かったため車で行きました^^; 名古屋という土地柄バイクで行くのは･･･というのもありますが、このブログを読んで下さっているライダーさんにオススメしたいと思って書いてみました。立ち寄りがてらに使っていただければと思います。

名店だけにスンゴイ行列

我々がついたのはお昼のオーダーストップ時の14時。駐車場もいっぱいなので待つしかなかったのですが、ボーっとしていると警備員さんが「受付は済まされました？」とおっしゃる。

待ってたらひつまぶし食える、と高をくくっていたのですが、どうやら受付は先に済ませないといけないようで、その後に店員さんが点呼を取って、順次店に入れてくれるというもののようです。（危うく昼食がマクドになるところでした）

点呼をとって入店したのは14:30前と30分待ちでした。もっと待つのかなと思ったのですが、席数が多いのか意外とすんなり行けました。

ひつまぶし登場

オーダーして間もなくひつまぶし登場。これはこれは何ともおいしそうじゃありませんか。早速箸をつけようとするとMが、「何か食べ方の説明書きがあるで」と一言。

どれどれと思い内容を見ると、確かこんな感じだったと思います。

• 一膳目はそのまま食べてうなぎの味を味わう
• 二膳目は薬味を加えて味わう
• 三膳目はお茶漬けにして味わう
• 最後はお好みでどーぞ。

食べ方の指南までいただけるとは大変恐縮。ひつまぶしを四等分にすることにし、まずは一膳目をいただくことにしました。

口の中に運ぶと関西のうなぎの食感とは何か違うような気がします。サクサクするんですよ。ネットで調べてみると関西はうなぎの身の部分を主に焼くんですが、関東は皮の部分をよく焼くとかで、多分関東風なのかもしれません。今考えてみればサクサク感は多分皮の食感だったのかなという気がします（詳しい人がいれば教えていただきたいです^^;）

味はもちろん上々です。タレも程よい濃さで、何よりもタレがご飯にしみこみすぎてないのがよかったです。しみこみすぎるとご飯がほどけて口に運びにくくなるので、ちょうどいい感じでご飯とうなぎを合わせて口に持っていくことができます。ホント、素晴らしいの一言につきますね。こんなに香ばしいうなぎは初めてです。

脇役としての役割を十二分に果たすモノ

続いて二膳目。今度は薬味を加えて食べます。薬味は確かきざみのり・ネギ・わさび、だったと思いますが、びっくりしたのがわさびとひつまぶしの組み合わせです。

大体わさびってツンとしてますから、口に運ぶとどんな味がするのかってわかるじゃないですか。寿司とかでもそうですが、わさびをつけると少し辛くなり舌の上で主張しているような感じがします。（別にこれはこれで好きです）

ただ、うなぎにわさびをつけるとわさびが主張するというよりかは、調和、むしろうなぎを引き立てにかかります。食通じゃないのでこの辺りの表現はうまくできないのですが、四膳目のお好みで･･･というのは、わさびにしようと思ったのは言うまでもありません（笑）

そのわさびの後にお茶漬けで食べたので、インパクト薄めでした。おいしかったんですけど、僕としてはわさびとの組み合わせがナンバーワンです。

お店情報

我々が行ったのは本店の方ですが、他にも支店があるようです。バイクは停めれるのかどうかはちょっとわからないのですが、ツーリングとかで名古屋を通ったりするのであれば、ぜひよっていただきたいお店です。

• あつた蓬莱軒（公式HP）

あと、うなぎの焼き方や味の違いなどはあんまり自信がありません。間違っているかもしれないのでご容赦を。ちなみに下記サイトを少し参考にしました。

• かねわ土井商店さんのHP
• 関東と関西のうなぎの違い

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