GTウェディング -後編-
前編のあらまし
おめでたい席に向かっているにも関わらず、ヨゴレモノのお話で盛り上がる我々。
ヨゴレ話題もそこそこに、コギレイなビルのエレベータに乗り、会場に向かうのでした。
本編
前編にて少しだけ触れましたが、ウェディングパーティーなるものに出席するのは
初めてなのです。そういうわけで、事前に小坊主と連絡を取り、
「スーツでいくのか、私服でいくのか、どないするの?」
と聞いてみたところ、「まぁラフでエエんとちゃうの。ラフで行こうよ、ラフで。」
との返答を得て、「じゃあ私服で行こう」と決めたわけですが、会場に着いて周りを
見渡すと、ほとんどのお方がスーツ。事前にGTさんもラフでいいよと言ってくれた
わけですが、周りはそういう空気ではない様子。
「うわー、ミスファッションやー。やってもうたなぁ・・・。」と小坊主に話しかけると、
「そう?」となぜか余裕の表情。何でこんなに余裕をかませるのかわかりません。
というのも、小坊主は大きいサイズのアーミーコートを着ており、思いっきりカジュアル
なのです。一瞬僕の脳裏に、
「アーミーを身にまとうと、人はこんなに強くなれるのか?」
という一文がよぎりましたが、次の瞬間小坊主はアーミーコートを脱ぎ、中に着ていた
服をあらわにしました。(※この表現は多分間違っています。)
スーツです。思いっきりスーツです。どこからどうみてもスーツです。
「何じゃそりゃ~!」 と僕が言うと、小坊主は
「エヘヘ」と照れ笑い、こう放つのでした。
「このシャツ、高かってんで~。でも気に入ってんねん。」
「この革靴、むっちゃカッコええやろ~。イタリー製やで」
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あっさり裏切られたワタクシは、私服を身にまといながらソソクサと会場に入り、
自分の席を見つけ、そこに収まりました。もちろん、他に私服で来ている人はいないか
とチェックをはじめ、数人の私服メンを発見し、小さな安心感に浸ったのは言うまでも
ありません。(必然の行為)
新郎新婦・入場
しばらく時間があったため、小坊主と共に会場にて食事を取ることにし、そろそろ
始まってもよいのではないかと思っていたら、いよいよ新郎新婦入場とのこと。
新婦は今まで拝見したことがなかったのですが、これまたキレイなお人。
「おー、別嬪さんやんか~。」と、小坊主と共にアツイため息をもらし、ふとGTさんを
見ると、顔がガッチガチ。少しわかりづらいのですが、例えると普段バカ話をして
緊張を知らない友人が、ガチガチになっている姿を見るような感覚です。(・・・わかりづらいな)
そんな姿を見て我々は少し噴出してしまい、顔がニヤけるのを抑え切れませんでした。
しかし、イベントが進むにつれて徐々に緊張がほぐれてきたGTさん。パーティ恒例の
ビンゴゲームなどが終わり、最後にGTさんが所属するサッカーチームの面々が、
GTさんへのメッセージを収録したDVDを見ることに。これがまた、エエのですよ。
どんなDVDかというと、一場面に一人ずつサッカーボールを手に持ち、GTさんへの
メッセージを話し終わったあと、ボールを地面に置き、画面右に向かって蹴りだし、
別の場面に切り替わった瞬間に、そのボールが画面左から飛んできて受け取る、
そして、また一人がメッセージを送り、ボールを蹴る。こんな感じで流れていくのです。
(わかりづらいですが。)
「おー、コレはエエねぇ」と感心している時、ふとGTさんを見ると涙を浮かべていました。
人の泣いているトコってのは、通常なかなか見れないので、僕はビックリしてしまい
ました。「俺は絶対泣かへんからね。」と強く言っていたGTさん。さすがにこの演出
にはグッときたようです。
そのことを映像に夢中になっている小坊主に伝えたところ、異常なまでに反応が少なく
「う、うん・・。」と言うのみ。まさか、小坊主まで泣いているのかと思い、顔を覗き込む
と、今まで見たことのないくらい真剣なものでした。ですが、せっかく感動しているのに
茶化すのもどうかなというのが正常な人間の判断。そのままにしておき、パーティが
終わるまで話しかけないことにしたのです。
パーティ終了後・・・・
パーティが終わると、皆さんは二次会(三次会というのでしょうか)に向かわれる様子。
広い会場にいたたくさんの人々が出口へと流れていくのを見て、少し遅らせて退出する
のがベストだと判断した僕は、「タバコ一本吸ってから出ようか。」と小坊主に伝えたところ
まだ真剣な顔をしているようでした。確かにエエ演出を見せてもらったのでそうなる気持ち
はわからんでもないです。なので僕は、
「まぁ、アレは感動するよなぁ。GTさんも泣いてはったし。」
と言ったなら小坊主は
「いやー、俺もうそれどころじゃなかったわ」
との返事が。泣きそうになったから感動だけでは終われなかった、そういう意味?でしょうか。
さらに続けて小坊主はこういいます。
「あ、センゴク君。俺トイレ行ってくるわ。実は俺、
まさかと思い、「自分、感動して涙こぼしてたんちゃうの?」といってみたところ、このような
返事が返ってきました。
「もーね、それどころじゃなかったのよ。ホント・・・涙どころか
というと、彼はモジモジしながらお手洗いに向かいました。事前に行っとけよ・・・と思い
ながらも、「これは絶対記事にしてやる」と思った出来事でした。
ナニ・・・いえ、何はともあれGTさん、ご結婚おめでとう。どうか末長くお幸せに。
いや、もう此処までくるとスキルレベルは芸人並みでしょうww
まさかこんなキレイなイベントがこんなにキレイにオチると
は参加前には思いもしませんでしたよ^^;
しかし、前編・後編ともにシモのお話とは、なんだかなぁ・・・
って感じですww