バイク購入までの軌跡7

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「受験」という名のしがらみ砂漠を抜ける

バイクを売却後、父に言われたとおり・・・ではないのですが、大学に行きたいなと思い始め予備校にも通い出しました。となると、大阪市内まで通わなければならなくなり、やたらとバイク便を多く見かけることになり、受験勉強どころではなくなるわけではないものの、「合格したら絶対買う!!」という意識はより根強く残ることになりました(笑)
(参考書は読んでましたが、バイク雑誌もよく読んでました。)

そして模試でC判定と微妙だった大学に推薦入試(といっても英・国の試験を早くやるだけ)で合格し、11月には晴れてフリー・・・でしたが、志望校(E判定)があったので結局2月まで勉強してました。見事に落ちましたが、あっさり割り切って合格した大学に入学を決めました。(さすがに父に口をきかないわけにはいかないので、ここで無言解禁です。)

合格すると両親共にギャーギャー言わなくなり、門限を破ることがあっても特に何も言わなくなったので、「なるほどなぁ」という感じです。そうなるとようやくここでバイク交渉に入るわけですが、まずは免許。「受験終了」「自腹」「18歳」という要素を出し、「まぁ好きにしたらエエがな」と了承を得ました。(基本的には反対のようです)

高校を卒業すると同時に春休みで中型の免許をササッと取得。ミッションバイクを乗っていただけあって、そこまで苦労することはなかったです。まぁそんなにバイクの免許って難しくないんですけどね。丁寧に教えてくれますし、卒検も教習所は優しいですし。

さてさて、免許が取れたら次はバイクを買うだけですが、さすがに親に出してもらおうとは思ってませんでしたので、ここからはバイト探しです。と、その前に友人Mが当時MTバイクのKSRに乗っていたので、所有していたスクーターが不要になり僕に格安で売ってくれました。

もちろんスクーターでは「バイク」という感じはしません。ただ、飛躍的に日常生活が便利になりましたので、Mに感謝しつつバイトを探しましたが、なかなか見つからず受からずでそのまま大学生活に突入しました。

理想と現実に差がありすぎた大学一年生(1999年)

合格してからというもの「バイクで大学に行って、友達と遊んで女の子とも遊んで二人乗りして」と妄想を繰り返しており、新生活への意気込みは我ながら大したものでした。「友達作るゾ!」と思って臨んだオリエンテーションでもそこそこの実績を上げ、テンポよく友達と呼べる方々が増えていきました。

そう、増えていったのです、女子を除いては。(※ここ重要)

なぜか友人の輪がつながらず、女友達だけはできなかったのです。「まぁ、そのうち何とか」と問題を棚上げし、再度バイト探しに没頭しました。

しかし、受けた面接の返事は全て「申し訳ないですが、今回はお見送りとさせて・・・」というもので、3回ぐらいならまだ耐えれますが10回続くとさすがにやる気もなくなってきます。幸いバイトに受からないと生活に困るということは無かったのですが、やっぱりバイクが欲しいのでヘコんでしまいます。

そんな「全てが下降線を辿る」中、Mから「TDM買ったで~」と連絡が。TDMは大型バイクで買うと聞いたときに僕は「大型なんかいらんやろぉ」と言っていたのですが、いざ実際に走ってみるところを見ると、エンジン音は違うわ車体はでかいわで威圧感抜群。予想以上です。

「これはすごいな、マジで」とボヤいていると、Mが「試しに走ってみるか」と言い、中型免許しか持っておらず運転出来る気がしなかったので、一度は辞退しましたが、「乗ってみぃよ」と何度か勧められたので、「じゃあ、直線だけ。」と言い、ライドオン。

ビッグバイクのススメ」にも書きましたが、圧倒的な加速感と迫力あるエンジン音が僕の中の考えが変わりました。中型の比じゃない、買うしかない、と。

高揚する気持ちを抑え、スピードを減速。そしてUターンする時に悲劇が起きました。元々シート高が高く、重心が比較的上にあるので背の低い僕にとっては扱いにくいバイクなのですが、Uターンがうまくできず、そのままパタンと横に倒れてしまいました。

※Mはこのバイクで立ちゴケしてませんでしたので、TDMで初めて立ちゴケしたのは僕です(笑)

ウィンカーレンズが割れカウルに傷が入るという、納車間もないバイクを傷つけてしまい、ひたすら平謝り。いや、本当に申し訳なかったです。弁償したいところですが、バイトもまだ始めれていなかったのでお金もなく、バイトしたら払うという約束で許してもらえました。

これにより、大型二輪免許を取ろうと決めましたが、こんなミスをしてしまったので、やや心に傷を負ったワタクシは、一発試験ではなく教習所で取得することを決めました。(どう考えても一発試験で合格できる気がしませんでした。)

※この件が1999年の5月ぐらいで、そこから約一年原付乗ってました。

ようやく光が差した2000年春

ある友人とキャッチボールをしていたある日、彼もバイクに乗っているので何気に「バイク欲しいけどバイトが決まらんわぁ・・・」と嘆いていたところ、

「ほんならウチのバイト先(ピザ屋)に来るか?時給は安いけど。」

と文字では伝えきれてませんが、だいぶ上からモノを言われました。(ぐぬぬぬ)

しかし、いい加減バイトなしの生活も苦しいので「OK。よろしく」と返事なのかよくわからない返答をして、その後はトントン拍子で採用が決まっていきました。

いざピザ屋に入ると宅配という職業柄なのか、車やバイク好きの野郎共が多く、高校生で中型バイクに乗っている野郎や20歳でVIPカー乗っている野郎など、なかなか個性豊かです。そうなると、TDMに乗った時から大型バイクは欲しいと思ってましたが、この個性軍団に対抗したくなり大型への意欲は増したわけです。

そんな中で僕が当初欲しいと思っていたバイクは「ZRX1100」というネイキッドバイク。レッドバロンで一度試乗した時に、恐ろしく乗り心地がいいくせにとってもパワフル、車体のバランスも僕的にはすごい扱いやすかったので、「あ、これがいい」と思っていました。

ただ、手が出しにくい値段で別に予算は特に無かったのですが、ZRX1100は当時中古で69万。乗り出しで80万超えますから、「80万はちと厳しいなぁ」と。70万だったらまぁ何とか・・・という感じですが、80万という値段はどうも敬遠してしまいます。

そこで見つけたのがイナズマ1200。スペックやミテクレもそこまで悪くなく、値段が何と58万。乗り出しで70万弱とZRXより10万もお得です。今ならこういう買い方はしませんが、当時学生だった僕にとっては10万は非常に大きかったので、イナズマに決めました。

※走行距離が5000km。前オーナーがベテランライダーで丁寧に乗る人だったようで、状態がかなりよかったのも決め手となってます。

早速見積もりを出してもらい、父に「これを買おうと思うんやけども」と見積書を出し「ローン組むから承認してくれ」とお願いし、父の性格を熟知していたワタクシは事前にローン返済表を作成し提出したところ、前々からバイクを買おうとしていたことを知っていた為か、はたまた準備万端の息子に感心したのか

「ローンは金利が付くから、お金は貸したるわ。」と、意外すぎる一言。

そこからはもう早かったですね。その日の後にレッドバロンに購入の意思を告げて一週間後に納車。納車の時は友人Mらと共にレッドバロンに向かい、そのまま走りに行きました。レッドバロンから道路に出る時はドキドキでしたよ、色んな意味で^^;

あ、ちなみにイナズマはこういうバイクです。

色はシルバーです

いざ自宅の前にバイクをドンと泊めると感無量ですね。やっぱり自分のバイクだって堂々といえるのは当たり前ですが気持ちよいです。今は二代目のフォルツァに乗ってますので、今はイナズマは手元に無いのですが、初ツーリングや初タンデムなど色々な思い出を僕にもたらしてくれた思い出のバイクです。

バイクが色んな意味で人生を彩ってくれているなぁと今はひしひしと感じています。皆さんにとってもバイクがそういう存在になればよいなと思いながら、この購入記はこれにて終了します。最後まで読んでいただいてありがとうございました。


Editer : センゴク : 2006年7月 2日 19:49
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バイク購入までの軌跡7 へのコメント
マサ 2007年12月 2日 10:25

感動しました!

センゴク 2007年12月22日 03:22

マサさん、初めまして。管理人のセンゴクです。

随分とレスが遅れて申し訳ないです。

そして、ここまで読んでくださってありがとうございます。
自分的には少し長すぎるかと思ったんですけどね^^;

またサイトに遊びにきてくださいねー。

跳ね馬 2009年10月10日 19:58

とっても面白かったです!!
あと、免許取得について等、かなり参考になりました!
ありがとうございます☆

Moji-Moji 2010年2月 7日 16:13

非常に面白かったです(^0^)
優しいお母さんと筋を通すお父さん♪
事故に気をつけて下さいネ!

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